更新:2021年1月27日
勉強はできた方が良いのか?
「勉強はできた方が良いの?」とふと疑問に思う方も多いかと思います。
「勉強なんてできなくても世の中渡っていける」「勉強だけがすべてじゃない」「もう学歴社会ではない」「高学歴でなくても成功している人もいる」
このような話や意見を聞いたことはありませんか?
正直な話、間違ったことは言っていません。
勉強ができなくても世の中渡れた人もたくさんいるでしょう。
学歴社会ではなくなってきて、高学歴でなくても成功する人もいるでしょう。
しかし、それが全面的に正しいわけではないのです。
では、勉強ができるメリットとは何なのでしょうか?
こちらでは、勉強ができた方が良い点を解説していきます。
勉強ができる人のメリット
・視野を広げる
勉強ができると、物事に対しての視野が広く見れるようになります。
例えば、何らかのトラブルに巻き込まれた際に、その問題を解決するため、様々な知識を頭の中で組み合わせて、解決への道筋を導き出すことができるでしょう。
特に中学校で学ぶ9教科については、生きていくうえで、基本的にな知識になる教科と言えます。勉強しておいて必ず役に立つでしょう。
・将来の選択の幅を広げる
企業の採用において、採用するとしたら、高卒より大卒。同じ大卒なら、下位大学よりも有名大学というように、現在の日本は学歴を優先してみる学歴社会です。
理由は、「高学歴の方が、優秀である確率が高いから」という考え方です。
高い難易度の受験をくぐり抜けるには、計画性、実行力、主体性、自己管理能力などが必要になります。それらの能力は、社会人になってからも仕事で必要になるものです。
そのため、高学歴の人材は、自分で主体的に努力し、その結果、合格という成果を出したことがある人物であるため、社会に出てもより大きな成果を生み出してくれる確率が高いと言えるでしょう。
もちろん、世の中、すべての経営者がそう考えているわけではないでしょう。
しかし、就職情報のリクルートサイトなどの採用情報を見てみると、大方の企業が、「大卒」が採用条件のラインになっているようにも思われます。
そして、学歴がないとできない仕事もたくさんあります。
例えば、医者や弁護士、パイロット、教員などは、高学歴かつ、きちんと勉強して専門的な資格を取らないとできない仕事です。
自分の将来の幅を広げるためにも、学生のうちに勉強をしておくことはとても大切なことだと思います。
・ストレス耐性を付ける
仕事や家事をするとき、同じ作業を長時間行わなければならない状況になります。
勉強は、暗記や計算問題を解くなど、同じ作業の繰り返しです。
勉強がきちんとできる子は、ストレス耐性が身についていきます。
逆に辛い勉強からすぐに逃げ出してしまう子は、ストレス耐性が身につかないため、仕事を始めても続けられない人も多いです。
勉強はストレス耐性を付けるという意味でもとても重要なことです。
まとめ
今回は勉強ができるメリットについて紹介してきました。
もちろん、高学歴だからといって成功できるわけではありません。有名大学を卒業したからといって、年収の低い人もいるのは事実です。
しかし、勉強をしていく上で身に付くものは、「生きる力」につながるものばかり、自分の可能性、将来の選択の幅を広げるためにも、勉強をしてみてはいかがでしょうか。