高校・大学受験となると、塾や予備校に通う生徒も多いと思います。
しかし、塾に通わずとも独学で有名高校・大学に合格する生徒もたくさんいます。
さて、塾は果たして本当に必要なのでしょうか？
独学と塾通いには、それぞれメリットとデメリットがあります。
それらを踏まえて、どちらがお子さまに合っているのかを考えてみましょう。
独学での勉強のメリットとデメリット
独学で勉強をするメリットは、何と言ってもお金がかからないということです。
塾や予備校に通うにも多額の費用が必要になりますが、独学ならばそのような負担はありません。個別指導、集団授業の塾などで金額はさまざまですが、だいたい1年20万から30万円程度、場合によってはさらに費用がかかるため、独学は家庭の経済面において、非常に大きいメリットと言えると思います。
そして、周囲の人に惑わされず、自分のペースで勉強が進められるというメリットもあります。塾の場合だと、個別指導でない場合、授業にペースを合わせなければなりません。そのペースが合えば良いですが、人によっては早すぎたり、中には遅いと感じると人もいます。
せっかく塾に通ってもペースが合わなければ、もったいないと言えます。
その点、独学ならば自分の好きなペースで勉強を進めることができます。
苦手な所もじっくりと時間をかけることもできます。
そのため、自分に合った時間配分で勉強を進めることができます。
それに、塾への通塾時間が無いため、その時間も勉強に使うこともできます。
また、塾へ行くための身支度も必要ありません。それらの時間を節約できる点は大きいです。
周りのペースに左右されることがなく、すべての時間が、自分次第で使える時間となります。
それらの大きなメリットがある反面、独学には大きなデメリットもあります。
それは、一人きりで孤独という点です。
塾の場合は周囲に目標に向かって頑張る仲間がいます。仲間と切磋琢磨し励むことができますが、独学の場合はそうはいきません。
独学の場合は、基本的に家にこもって一人で勉強に励むことになるのです。
もちろん、一人の方が気楽という人もいるので、孤独ということ自体がデメリットにならないこともありますが、孤独が苦手、常にだれかと一緒にいたいというタイプの人には、かなり大きいデメリットとなるでしょう。
塾にいれば、必然的に最新の受験情報が手に入る上にプロのアドバイスをもらうことができますが、独学の場合はそれらの情報も自分で調べて入手するしかないのです。
塾を利用するメリットとデメリット
では、ここからは塾を利用するメリットとデメリットを紹介していきます。
塾を利用するメリットは、受験のプロから直接指導してもらえることにあります。
塾には、何年も受験を見てきたプロがたくさんいます。
そんなプロの指導は、ポイントを押さえて受験勉強をより効率よくしてくれるでしょう。
これは独学ではなかなか難しいと言えるでしょう。
では、塾のデメリットですが、塾に通うには、年間で20～30万円程かかるという点です。これは、家計を大きく圧迫することも少なくありません。
塾の場所によっては、送り迎えが必要になったり、交通費がかかる場合もあります。
そして通学にかかる時間も犠牲といえるでしょう。
もちろん、それらの時間の間も工夫次第では有効利用も可能です。
受験勉強に塾は必要か？
では、高校・大学受験に塾は必要なのでしょうか？
残念ながら、これには明確な答えはありません。
自分に合わせた方法で、自分に一番メリットのある勉強方法を選びましょう。
独学の場合は、自己管理がポイントとなります。
自己管理が得意な人は良いですが、一人だと怠けてしまうという人は塾に通う方が良いでしょう。
では、周りのペースに見出されずに一人で勉強したい、だけどスケジュール管理が苦手だし、解らないところだけ教えてほしいという人はどうしたら良いでしょうか。
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もくもくと一人で勉強して、解らないところが出てきたら先生に質問することができる画期的な勉強方法です。
その他にも塾のような授業を受けることも可能ですし、個別指導で苦手な単元を伸ばすことも可能です。
通塾の必要もないので時間をフル活用することができます。
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